福岡かさこ塾フェスタ 出展者インタビュー NO.20
肩書:
オルゴナイト・キャンドル作家、ココロの通訳
名前:
くばらるーしー
インタビュー:
オルゴナイトはオーストリア出身の精神分析家が発見した、自然界のエネルギー(オルゴンエネルギー) を効率良く吸収、放出すると言われるもので、草や木などの有機物と石やガラス、空気や水などの無機物を重ね合わせて作られている。
るーしーさんがオルゴナイトに出会ったのはSNS上で見たのが最初だったという。
純粋に「きれいだなぁ」と思ってその時はやり過ごしたが、再度SNS上で見た際、
その作り方などに興味が湧き調べてみたのだとか。
以前から自由自在に形を変えることができる液体が大好きで、石けんやキャンドル作りはもちろん、吹きガラスなどのガラスになる前のどろっとした感じも好きで作ったりしていたのだとか。
オルゴナイトは自然界のエネルギーを吸収、放出することから、スマホやTVなどの電磁波のある場所に置いたりすると効果があるとされているだけでなく、その人自身の集中力や精神バランスを保つことに使う人もいるのだとか。
しかし、るーしーさんはそういった効果よりも、この「形を変える液体」、そして何よりその見た目の綺麗さに惹かれ、「作ってみたい」。その想いを抑えきれず、当時九州にはなかったオルゴナイトを学びに兵庫や東京へ足を運び、現在では様々な種類のオルゴナイトを制作・販売、月に1度の教室開催もしている。
大きさや種類にもよるが、1つ制作するのに1日~1週間かかるものもあるというオルゴナイト。けれどもそれを作っているときは、瞑想でもしているかのように無心になれるので、
苦にはならないのだとか。
長崎県出身で現在福岡在住。
大学を卒業後、金融系の情報提供会社に14年勤務。恵まれた仕事と愛するご主人との結婚。
女性として、人として何不自由のない生活がそこにはあった。
しかし、結婚11年目の秋に突然体調不良を訴えたご主人。必死にあちこちの病院を回り、ようやくついた診断はがんの脳転移だった。すでに手の施しようのない状態にあったというご主人は、その後たった2か月で他界。
残されたるーしーさんは、気が付けばうつ病を発症。同じように遺族となり哀しみを分かち合えるはずの義理のお母さまとの確執も加わり、状況は悪化する一方だったという。
そんな中で、意外にもるーしーさんが安堵できた出来事。
それはご主人が亡くなって5年たった頃発覚した自身の乳がんだった。
病気、しかも自分自身もがんになったというのに、どこかでずっとずっとご主人の病気を作った原因は自分にあると思っていたるーしーさんは、そんな自分に罰をもらえたようでむしろ安心したのだとか。
とはいえ、自分に死はなかなか思うように訪れない。生きていくしかない道を歩みつつ、
心理学や様々なセラピーを学び、自分自身の安定も図りながら、現在は心理カウンセリングやアクセスバーズ、その他訪れる人が心身共に癒されればと、様々なセッションを行っている。
今回のフェスタでは、その中でもサイキックオラクルカードというカードを用いたセッションも行う予定だ。自分の直感とタロットの知識を合わせて独自の解釈ができるようにデザインされたこのカードは、元々は伝統的なタロットカードを元に作られている。
絵柄は主にヒトが描かれたものが多いが、いわゆるおどろおどろしい怖いイメージのカードとは違うそうなのでご安心を。
あくまでもその人の中にすでにある答えを、このカードを通して伝え、またさらに良い方向へ向かっていくためのアドバイスもしながらセッションが進む。
他人にいろいろ言われるのが嫌な人であっても、るーしーさんが伝える答えはどれもすでにあなたの中にあるもの。ただその人の中にすでにある答えをカードを通して伝えているだけなのですとるーしーさんは言う。
サイキックオラクルカードは1人20分2,000円。
オルゴナイトはフェスタ価格1つ1,000円から販売予定。
さまざまな辛さや苦しみを誰でもない自分自身に、ずっと向け続けてきたるーしーさん。
他人を恨んだり傷つけることではなく、むしろ他者の心には癒しとオルゴナイトのようなきらきらした綺麗さを見出すことのできるるーしーさんの作品とセッション。
もし今何か自分がこうしたいな、でもそれでいいのだろうか。
こんな自分でいいのかな、そう迷っていることがあるとしたら、通りがかりにでもいい。
るーしーさんの優しいふんわりとした笑顔とオルゴナイトを見に行ってみてはどうだろう。
もちろんセッションもぜひご遠慮なく。