福岡かさこ塾フェスタ 出展者インタビュー NO.47
肩書:
クイックリンパケアインストラクター
名前:
藤代理恵
インタビュー:
福岡県福岡市在住。
現在自宅サロンを開業し、クイックリンパケア協会の副代表も務める藤代さん。
「クイックリンパケア」とはどんなものなのだろう?
2010年に考案されたこの技法は、藤代さんの友人で当時カウンセラーとして、また様々なヒーリングを行っていた方が、短時間で着衣のままできる施術があればと考案したもの。
「リンパケア」というと、洋服を脱いでエステなどで受けるデトックス効果を求めるイメージが強いが、この「クイックリンパケア」は聞けば聞くほどそれとは異なるものだ。
それまで特にエステやマッサージなどが好きだったというわけではないという藤代さん。
その一番の理由は、「服を脱ぐのが嫌」だったという。そのため自分が今こうして人の身体のことに携わることになろうとは夢にも思っていなかったとか。
実際、藤代さんはこれまでカードリーディングや手相などをみる仕事はしていたものの、人の身体に触れる仕事はしたことがなかった。
友人の「やってみない?」というひと言で、服を脱がなくてもよく座ったままできるこの技法を学ぶこととなった藤代さん。始めこそ人の身体に触れ、施術をすることへの不安や怖さがあったが、学び終える頃には不思議とそれも軽減され、今ではさらに身体の仕組みや中医学など様々なことを取り入れたいと、ハンドトリートメントやフットトリートメントなども学んでいる。
「クイックリンパケア」の最も特徴的なのは、ある種の「瞑想」状態を体感しながら、リラクゼーションを行っていくという点だ。受ける側は服を着たまま座って受けることができ、
首や肩、腰などを独特の技法でリズムを入れながらやさしいタッチで触れていく。
施術中は受ける側はもちろんだが、セラピスト側も共に穏やかな瞑想状態を感じているという。施術時間は長くても30分程度だが、たった30分の間にほとんどの人がウトウトと眠ってしまうとか。中には心が洗われたように泣き出す人や、子供の頃を思い出したという人もいるから驚きだ。
多くの人が日常生活で肩こりや腰痛はもちろん、何らかの疲労や体の固さ、痛みを感じていることだろう。そんな身体に対し、揉みほぐしたり、整体などを受ける人も多いが、このクイックリンパケアでは、揉むことは一切しない。あくまでもリラックスすることで、体が自然と緩み、ひいては自律神経系へもアプローチできるというもの。
現在、クイックリンパケア協会の副代表として、施術する人の育成にも取り組んでいる藤代さん。「ぜひ家族で気軽に使ってほしい」と話す。
何も道具も必要がなく、服のまま施術できることから、年配の方にしてあげるのも良いし、親御さんがお子さんへしたり、夫婦で実施しても良いとか。何よりも「家族に触れてもらう」という喜びは、どんなテクニックを持ったセラピストにもできない幸せな時間を作ることができることだろう。
実際長年整体に通っていた娘さんに、お母さんがこのクイックリンパケアをしたところ、今ではもう整体に通わなくてもよくなったほど元気になったとか。母娘の間のヒーリングに勝るものはないですね、と藤代さん。
受講時間は1回3時間で基礎と技術を学び、その後時間をおいて実技チェック後に認定証を発行しているとか。受講後1年以内であれば何度でも技術確認をしてもらうことも可能だ。特別なことというよりも、気軽に家庭や様々な場所で使う人が増えてくれたらと期待している。
今回のフェスタでは、最近は自宅サロンでしか行っていないという藤代さんのクイックリンパケアを20分2,000円で受けることができる。予約は不要。
肩こりや疲労を感じている人はもちろん、最近あまりよく寝れないなどリラックスしたい方は、気軽に立ち寄ってくださいと藤代さん。
たった20分で不思議な瞑想の世界に引き込まれるクイックリンパケア。
終わった後、あなたに幸せホルモンがぐーんと増えて元気になることを期待したい!
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