福岡かさこ塾フェスタ 出展者インタビュー NO.32
肩書:
タッチセルフケアアドバイザー
名前:
坪井まなみ
インタビュー:
「手当てするママさんを増やしたい」
家庭でお母さんから子供へ、また子供たち自身がセルフケアをしていくことで、
病気にならずに健やかに過ごしてもらいたい。
そんな想いを胸にタッチフォーセルフケアをしている坪井さん。
タッチフォーヘルスとは、1970年にアメリカで提唱されたもので、キネシオロジーなど医療現場で治療として用いられている技術が元となっており、それをより簡単に医療の知識のない一般の方にもできるようにしたもの。
心と身体の双方に働きかけるが、主に身体、筋肉の反射を見ることで経絡を整えていくのが特徴だ。
何に対しても疑問を持つと突き詰めて学んでしまう坪井さん。
ある日お子さんをプールに連れていった際、隣にいた女性の足裏のひどいひび割れを見て、ケアしてくれる人がいたらきっといいだろうにと思い、リフレクソロジーを学んだ。
4人のお子さんの子育てをしながら、お子さんのアトピーや喘息の原因も気になっていたという坪井さんは、知人に勧められたサプリメントで子供たちの体調が改善したことで、食にも興味をもち、さらには身体全体の流れなどにも興味を抱き、ついにはリンパケアセラピストとなった。
ところが、リンパケアを受けにくる方たちの中には病院から見放されてしまったような状態のひどい方も多く、一生懸命ケアをしても改善できないどころか、そのケアの方法を伝えたとしてもできないことも多かったという。
なぜこんな風になるまでに至ったのか。ここまでひどくならないようにできる方法はないのか。
そんな疑問を持つうちに、赤ちゃんの頃から母親が自然とケアをすることができたら、その子もケアをすることが当たり前になり、早いうちから病気を防ぐすべを取り入れた生活ができるのではないか。そう思い、ベビーマッサージなども学んだが、医療の資格がなかった坪井さんは直接赤ちゃんに触れることができなかった。
もっと簡単で、医療の資格がなくても、家庭で誰できるものがあればいいのに。
そう思っていたところに出会ったのがタッチフォーヘルスだったという。
タッチフォーヘルスの最も簡単で便利なところは、身体に触れる際に服を着たままでもよく、座ったまま、または立っていてもできるということ。
セッションの際には、丁寧にカウンセリングもしながら、全身のポイントとなる部分にそっとこする様に手を触れつつ、筋肉の反射もみていく。マッサージやハンドセラピーといったものとは全く異なるこの手法だが、普段頭でばかり考えてしまっている私たちの身体は、
とても正直に様々なことを教えてくれるのだという。
全身を整えていくと2時間ほどかかるそうだが、終わった後の爽快感や体の心地よさはもちろん、心に何か問題を抱えていた人のなんとも言えない改善感は、言葉では言い表せないものがあるという。
フェスタでは、時間的制約もあるため、お1人30分1,000円でこのタッチフォーヘルスを体験する程度となるが、ぜひ体験してもらいたいとのこと。全身の調整まではできないが、頭ではなく、身体に聴きながら今の自分の状態を知りつつ、タッチフォーヘルスの良さを知る良い機会になるのではないだろうか。
日本ではここ1,2年で少しずつ広まってきているというタッチフォーヘルス。
福岡でぜひ体験してみてはどうだろう。
ブログ:
こころもからだもここちよく