福岡かさこ塾フェスタ 出展者インタビュー NO.64
肩書:
レイキヒーラー&心理セラピスト
名前:
のうざき雅子
インタビュー:
「レイキヒーリング」「霊気」と聞いて、怪しくはないのか、どんなものなんだろう?
と思った人もいるかもしれない。そしてのうざきさんご自身も出会った当初は、
「眉唾物ではないか、、?」と思っていたとか。
いったい「レイキ」とはどんなものなのか。
その歴史と現在の応用などについてのうざきさんに伺った。
レイキヒーリングは実はもともと霊気と呼ばれる、自然エネルギ―。レイキの回路は本来、人に備わっており、その回路を開くことでレイキヒ―リングができるようになるとか。
1922年、京都の臼井甕男氏によって開発され、戦前は日本各地に自然療法として広まっていたとかそうだ。
ある時ハワイ在住の日系人の方が重い病気になり、なんとか治療できる方法はないかと訪れた日本でレイキを受けて改善したことから、その技術を持ち帰り、ハワイから全世界へと広まったと言われているそう。当時精神性や癒しを求める人たちが多かった欧米諸国でこれが一気に広まり、アメリカだけでなくイギリスやドイツ、カナダなど様々な国で、代替療法として高い効果と評価を得ているとか。
戦後、日本ではこうした目に見えない治療を使用できなくなった経緯もあり、一時衰退していたが、海外の高い評価とその効果が逆輸入され”Reiki Healing"をカタカナにした「レイキヒーリング」として、近年また広まりつつあるそうだ。
のうざきさんが行っている「直傳霊気」は、まさに日本で行われていた非常にシンプルなもので、当時ハワイの日系人の方が受けたものをそのままに受け継がれた技術だ。
施術者がクライアントさんの身体に手を当てる点で、気功に似ているように思うが、気功は気を送る人自身が何かを念じたり、意図してその人のエネルギ―を送るのに対し、霊気は施術者がパイプの役割を果たし、クライアントさんにレイキを流すヒ―リング。
身体や心の不調がある際に、そっと手を当てると自分自身の自然治癒力によって回復を促すことができるそうで、特に不眠の人や更年期の様々な不調はもちろん、思春期のイライラやなんとも言えない不調にも効果があるそう。
のうざきさん自身は、総合病院を始め、様々な場所で30年以上のキャリアを持つベテラン看護師だ。現在も訪問看護の仕事などは続けているが、西洋医学とは異なるこうした自然療法に取り組むようになったのだろう。
看護師として働きながら、心理学の勉強もしていたのうざきさん。
心理療法のトレーニングを受けていた時、まずはセラピーをする側の自分自身を改善するため、様々なワークを通して自分自身と向き合わなくてはならなかったという。
「きつかったですね。何かそのきつさを軽くできる方法はないかと思っていました」
そんな時出会ったのがこのレイキヒーリングだったが、当初そういったものをほとんど信じていなかったのうざきさんは、たった2,3日で習得できるなんて、眉唾物じゃないのか?と半信半疑だったという。ただ、心の勉強をしたのうざきさんにとって、「見えないもの」が何か影響し変化をもたらす可能性にも少し期待していたところがあった。
そして講習を受けて、家族や身内の不調に対し実際に施術してみると、びっくりするほど改善したという。抜歯の後でなかなか血が止まらなかった時や、痛風の発作で痛みがひどく歩けなかった人、五十肩で痛くてたまらない人など、ちょうどその時にいた身内のこうした症状に、試すように実施していったという。その驚くほどの効果に、それまでどこか理解はできなかったのうざきさんだったが、施術した相手の回復や喜ぶ言葉を見聞きしていくうちに、次第に霊気というものを信じて施術できるようになっていったという。
現在自宅やイベントなどで施術しているのうざきさん。訪れる人たちの中には、長年病院や薬を使っていたけれど良くならないと救いを求めてくる人もいるとか。
でも実際には、そうした方の場合治癒力全体も下がっており、まるで魔法のようにすぐその場で良くなるというものではないという。本来はもっと早い段階で、
「家庭療法として自宅でお母さんや家族がさっと使えると一番いいですね」
そう語るのうざきさん。
病気になる前に、いやもっと言えば疲れてしまうということがないように、少しでも不調を感じたらさっと手を当ててぐっすり眠れて元気が出るなら、病院に行ったり薬を飲む必要のない人がもっといるのではないかと話す。
実際イギリスやアメリカの病院では、このレイキヒーリングを外科手術後などに取り入れている所もあり、傷の回復が良いことで入院日数が減り、病院側にも患者さん側にもメリットが多いとか。
そんなのうざきさんの「直傳霊気」が、フェスタでは30分 2000円で受けることができる。
通常は1時間ほどの施術時間を要するため、多少体験程度になる可能性はあるが、なかなかこのような機会はないため、気になる方はぜひオススメ。
病気がある人はもちろんだが、特に病気と言うはなくても、心や体に何か不調を感じている人、不眠症の方など、レイキに興味ある人はぜひどうぞとのうざきさん。
看護師として、また直傳霊気師範格としてもベテランののうざきさん。
当てた手の先に何か気づいても不安を煽るようなのとは言わないようにしている。長年病院という場で病にある患者さんたちを見てきたことで、「知らないほうが良いこと」もあることを痛感しているためでもあろう。
もちろん、ご本人から要望があればお答えしてくれるそうなので、不調相談するのは問題なそうだ。
とにかく、穏やかで相手の話を包み込むように聞いてくれるのうざきさん。
ぜひこの機会に、自分自身の自然治癒力を高めてみてはどうだろう?夏バテしないで済むかも!