【福岡】出展者インタビュー~人生で三度全財産を失った聴くセラピスト&会社員「りん子」~

福岡かさこ塾フェスタ 出展者インタビュー NO.14


肩書:
人生で三度全財産を失った聴くセラピスト&会社員

名前:
りん子

インタビュー

1957年大分県宇佐市出身。
10歳の頃、父親の事業が失敗し夜逃げのようにして他県へ移り住む。
結婚後、夫も事業に失敗。多額の借金をサラ金から借りていたことを知り、
全財産を処分。再度夫が事業を立ち上げることに大反対したりん子さんは、
帰る家も失い離婚。何もかも失くした。その間には息子さんをも交通事故で亡くしている。

自立するしかすべがなくなったりん子さんは、様々な職種の派遣社員や会社員を経験するも、56才で会社が閉鎖し失業。が、奇跡的に57才で採用され、現在老人ホームの事務員として勤務する傍ら、今年から本格的に「聴く」に重点をおいたセラピストとして活動を始めた。

想像を絶する体験をたくさんしていることは想像に難くない。しかし、りん子さんの語るその言葉からは、辛かった、苦しかった、そうした言葉よりも、穏やかで温かく、不思議と話を聞いているはずの自分の方が包み込まれてしまうような受け止める力を感じる。決して自分が自分が、、と話すことがない。

「経験もある意味頂けたもの」
そう話すりん子さん。
自身がとても大変だった時、辛かった時、出会った人へ気が付けばずっと話をしていたという。その時の「話を聞いてもらえた」という体験がずっと心の中に残っており、
何か特別な手段を用いるわけではないけれど、何よりもその人の言葉を丁寧に聴き、受け止める。そうやってただただお話を聴くだけで、話に来る人が自分自身で何かに気が付き、
一歩踏み出すきっかけになれば。そう思い「聴くだけセラピスト」をすることに決めた。

以前2年程レイキヒーリングをしていたこともあったが、依存してしまう方が多く、
あくまでも依存者を作らず、来る人が自分の力で前を向くことを手助けしたいと思い、一旦施術を止めた。「聴くだけ」に重点を置いた現在のセッションでは、まさにその想いの通り、あと一歩踏み出したい、その「あと一歩」のために、何か人生の変わり目に来る方が多いのだとか。

フェスタでは、カルナレイキヒーリング付きでワンコイン。お1人15分、りん子さんがお話を聴いてくれる。延長は30分まで可能で500円追加となる。

「こんなヤツもいますよ、こんな人間でも生きています。だからあなたも生きて。」

そう話す優しく穏やかなりん子さんは、人が人として生まれたゆえの定めと生き様を、何言うわけでもないけれど、そっと受け止め後押ししてくれる。

どんな人なんだろう?と思ったあなたもぜひ一度お話ししてみてはどうだろう?
後々まですっと心に響く一言を得られるかもしれない。何より、不思議とそっと包まれたようなこの感覚は、メールやSNSでは感じることができない、直接話した人だけが体感できるものだと思う。ぜひオススメしたい。

ブログ:
三度全財産を失った傾聴&自由詩人りん子の~問はず語り~towazugatari~


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